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ブルーベリーの収穫の時期は?

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ブルーベリーはアメリカ原産の落葉果樹です。
美容と健康によいとされ注目をあび、
ジャムやサプリメントなどの原料としても、
大活躍する果物です。

涼しげでさわやかな紫色の果実は、
生食でもたいへん美味しく、
観光農園では果物刈りにも楽しまれている、
アイテムのひとつです。

アイスクリームやパフェなどのトッピングや、
ケーキやパイなどのスイーツに盛り込んでも、
彩が美しいです。

そこで、より美味しいブルーベリーの食べごろを、
知っておきましょう。


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■ブルーベリーの収穫の時期

1.最初の実は大きめ
ブルーベリーはイチゴのように、なりはじめの実が大きく、
収穫が進むに従って、サイズは小さくなっていきます。
紫色が濃くなってきたら、指で果実をはさんで、
軽くひいてみましょう。

熟していれば、簡単にとれるでしょう。
手のひらを上にした状態でそっと果実をとるようにすると、
落とす事が少なくります。

2.酸っぱい実がある
ブルーベリーは収穫期を迎えてからは、
毎日徐々に熟したものから収穫するようにします。
木が小さいときは、1日の収穫量はわずかです。

色が薄かったり赤紫のものは、まだ食べごろではありません。
果実が熟してないときは、
実が大きくても、酸味が強い場合があります。

見分ける方法としては、
果実の茎の付け根の赤みがあるかないかを観察します。

赤みが見られるものは、甘みが弱く酸っぱいです。
慣れるまでは、実際に食べて確かめてもよいでしょう。

3.収穫をしたら
ブルーベリーは収穫したてを生食で頂くのが、
最高の贅沢でしょう。

最初の大きい果実を生食にして、
その後の果実を加工用などに冷凍保存するのも、
良い方法です。

ブルーベリーの表面のブルームは、
果実を保護するはたらきがあるので、
むやみに触りすぎて落とさないように注意しましょう。

完熟したものは傷みやすく、
アリやコバエも集まってきやすいので、
放置しないようにまめに収穫をつづけます。
そして、その日に早めに冷凍するようにすることを、
おすすめします。

>>ブルーベリーの育て方(鉢植え)はこちらです
>>ブルーベリーの育て方(庭植え)はこちらです

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ブルーベリーの剪定方法は?

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色づいていくのがうれしいブルーベリー


ブルーベリーはツツジ科スノキ属の落葉樹で、
家庭園芸の小果樹としてよく利用されています。

剪定をしっかりほどこしておけば、
比較的管理がやさしいです。

春の白系の可憐な花、
酸味と甘みが凝縮されたきれいな果実、
秋の紅葉と、季節の趣と親しむことができるでしょう。


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花も鈴のようで愛らしいです


■ブルーベリーの剪定方法は?

1.実のつきやすい枝
ブルーベリーは株状に枝を出す性質があります。
結果母枝を育てるようにし、
結果母枝が少なくなった古い枝を処分します。

結果母枝はひと株につき、
4~5本程度が管理しやすいでしょう。

花芽は枝の先につけるので、枝先を刈り込む作業は、
最小限にとどめるように気を配ります。

2.冬に行う作業
ブルーベリーの剪定は、
主に冬の休眠中に作業を行います。
1~2月が作業の適期となります。

豪雪地帯では、
雪囲いを外せるようになったころでもよいでしょう。

枯れた枝や古くなって弱ってきた枝を、
付け根から切って整理しましょう。
シュートには実をあまりならせない方がよいので、
適度に切り詰めます。
逆枝や下垂枝を間引き、ゆったりと空間を持たせて、
風の通りや日差しが奥まで入るようにします。

3.夏に行う作業
ブルーベリーの枝を夏に切る場合は、
8~9月に作業を行うのがよいでしょう。
ひこばえの整理や間引きなどを中心に行います。
将来結果枝として育てる枝は、切り戻しをします。

それ以外の余分なものは、
栄養を取られたり樹形が乱れるので、
地際から切除してしまうのがよいでしょう。

また、収穫作業に支障が出るような混み合った枝なども、
間引いてもよいです。

株から離れがところからサッカーが出た場合は、
堀りあげて苗として育てます。

>>ブルーベリーの育て方(鉢植え)はこちらです
>>ブルーベリーの育て方(庭植え)はこちらです

ブルーベリー 初めて育てるときのポイント

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ブルーベリーの色づくのも楽しみです


ブルーベリーは家庭園芸でもポピュラーな果樹です。
大きく分けて、暖地向けと寒冷地向けの、
系統の品種があります。

初めてブルーベリーを栽培するときは、
気候にあった品種を選ぶようにすると、
管理がしやすいでしょう。

西日本にはラビットアイ系、
東日本にはハイブッシュ系といったふうに、
おおまかに選びます。

特性を生かしてコンパクトにして、
管理するのもよいでしょう。


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収穫は最良のとき


■ブルーベリー 初めて育てるときのポイント

1.2品種以上を用意します
ブルーベリーの苗を求めるときは、
違う品種を2つ以上用意すると、実のつきがよくなります。

ただし、花の咲く時期が同じでないと、
他家受粉の効果を発揮できないので、
品種や花期を確認してから購入するとよいでしょう。

2.栽培に適した環境を
ブルーベリーにとって、
日光がよく当たり風通しもよいと理想的な環境です。
通気性のよい酸性の土壌に植え付けるようにしましょう。

ピートモスや鹿沼土などを加えると、さらによいです。
不安な場合は、専用培土を使ってもかまいません。

根は浅く広がるので、乾燥しやすい環境は厳しいです。
排水性のよい用土に植えて、
株元をマルチングする対策もよいでしょう。

雪が降る地域では、必ず雪囲いをして、
枝や幹が痛まないようにすることが大切です。


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ジャムやアイスクリームに活躍します


3.植え付け時期と用土
ブルーベリーを植え付けるときは、
庭植えや鉢植えのいずれも、
晩秋または早春など芽の活動が停止してる時期が適しています。

それ以外の時期の植え付けの場合は、
根鉢を崩さないようにすると活着がよくなります。

土が多少やせていても、
PHが酸性(4~5)に傾いた方が安定するので、
有機物は生育に応じて、
少しずつ与えていくような感じでよいでしょう。

土壌の適湿を安定させるために、
地面にはバーク堆肥やもみがらなどを、
敷いておくなどするなどします。

>>ブルーベリーの育て方(鉢植え)はこちらです
>>ブルーベリーの育て方(庭植え)はこちらです

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ブルーベリーの果実はきれい


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ブルーベリーが熟していく色も美しい


ブルーベリーは、白い花とブルーの実、
そして秋の紅葉が楽しめるため、
観葉植物としても人気が高い果樹です。

ブルーベリーには、耐寒性のある「ハイブッシュ系」と、
比較的暖かな地域に向く「ラビットアイ系」に大別されます。

鉢植えの場合は、夏や冬の管理次第で、系統を問わず品種を選ぶことができます。
ただし、ブルーベリーは自分の花粉では受粉しにくいので、
他の品種と混植する必要があります。


ブルーベリー 鉢植え育て方

植え付け時期場所

植え付け管理
2月~3月に、プランターか、6~8号鉢に植えつけます。
用土は、市販の培養土にピートモスを4割混ぜた土か、
赤玉土4:鹿沼土3:ピートモス3の割合で混ぜた、
水はけ、水もちのよい、軽い土で植え付けます。

ポットから苗を抜き、軽く土を落としてから植え付けます。
植え付け後は、乾燥しないように株元をマルチングしておきます。

実がつくようになったら、毎年3月(関東以北は4月)に、
一回り大きな鉢に、やはりピートモスを混ぜた用土で植え替えます。

花芽は、7℃以下の低温に800時間以上あわないとできないため、
冬でも屋外で管理します。


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ブルーベリーの花も可愛く嬉しい


仕立て方剪定から収穫まで

仕立て方剪定
主枝は、鉢の大きさにもよりますが3~4本にとどめ、
他は地際で切り取ります。
3~4年ほど結実した枝は元から切り取り、
新梢に更新していきます。

・水やり
土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与え、
乾燥しすぎないように管理します。
夏の乾燥期は、朝夕2回水やりをしましょう。

・施肥
植え付け1ヵ月後に玉肥3~4個を、鉢の縁に埋め込みます。
その後は、毎年春(3月)と、収穫後(9月下旬~10月)に、
同様に玉肥を埋め込んであげます。


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採り立てのブルーベリーでお菓子作り


>>ブルーベリーの苗を各種見てみる

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ブルーベリーの実り


ブルーベリー(blueberry)の実は、アントシアニン色素を多く含み、
眼によい果樹として注目されています。

春には白い花が咲き、若葉の緑、夏にはブルーの実、秋には紅葉と、
季節ごとの変化を楽しめ、観賞用としても人気があります。


[ブルーベリー 庭植え育て方

栽培条件品種選び方

・栽培条件
酸性土壌を好むので、植え付け前の土壌には、
決して石灰を施してはいけません。
逆に、pHが6.0以上の土壌では、
土壌を酸性化する必要があります。

・品種選び
ブルーベリーは、「ハイブッシュブルーベリー」と、
「ラビットアイブルーベリー」の2系統に分類されます。

ブルーベリーは北海道から鹿児島県までほぼ日本各地で栽培できますが、
寒地ではハイブッシュ系が、暖地ではラビットアイ系が栽培に適しています。

ブルーベリーは1本の木では実つきが非常に悪いので、
相性の良い2品種を混植しましょう。


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ブルーベリーの花


植え付け時期場所

・植え付け
ブルーベリーの植え付けは、11月下旬~12月上旬に行います。

植え付け前に、まず土壌改良をします。
直径40~50cm、深さ30~40cmの穴を掘り、
掘り上げた土の2/3にバケツ1杯分のピートモスを混ぜ、埋め戻します。
その上に、何も混ぜていない土を埋め戻します。

苗木はポットから出し、根を傷めないようにしながら、
根鉢のまわりと底の土だけを少しくずし、
少しだけ根をほぐします。

土壌改良した土の上に苗木を置き、周囲の土をかぶせていきます。
根鉢に完全に土がかぶるように植え、
土の表面が株元と平らになるようにします。
このとき、深植えにならないようにします。

枝の先端は1/3ほど切り戻します。
株の周囲に溝を掘り、たっぷりの水を回し入れます。

最後にマルチングを行います。
株元が乾燥しないように、
バークチップやワラ、落ち葉などで株元を覆います。

ブルーベリーの根は浅くしか張らないので、
庭植えではありますが、夏場はこまめに水やりをしましょう。

植え付け場所
風通しと日当たりの良い場所を好みますが、
西日が強く当たる場所は避けます。
土壌は酸性で、水はけと通気性がよく、
やや湿り気のある砂質の土が適しています。


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ブルーベリーの収穫


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
基本的に自然にまかせ、株立ちの「ブッシュ仕立て」にします。

・剪定
ブルーベリーの剪定は12月~2月に行います。

植え付け3年目までは、弱い枝を間引く程度にし、
花芽も剪定して生長を促します。

4年目以降になったら、主軸枝を5~6本とし、
樹の中央で混んでいる強い枝は、
株が古くなっているので元から切り取ります。

シュートと呼ばれる株元から発生する新梢の先端は切り詰めます。
サッカーと呼ばれる、株からやや離れて出る新梢は、
先端を切り詰めるか、株元から切り取ります。

また、収穫できるようになってから3年ほど実をつけた、
古い枝は株元から切り、新しい枝に更新します。

・施肥
3月と10月に配合肥料を施します。

・受粉
虫媒に任せても良いのですが、
より確実に実をつけたいのなら、人工授粉を行います。

ブルーベリーは自分の花粉では受粉しにくいのですが、
花自体は両性で、1つの花の中に雄しべも雌しべもあります。
筆などで多品種の花に触れ、それを別の品種の花に付けます。
さらにまた、もとの花に触れることで、両方を受粉させることができます。

摘蕾摘果
3年目までは樹の生長を促すため、
発芽前に花芽をすべて取り除き、実をつけないようにします。

・収穫
実が赤から青紫色になってから、5~7日くらいで完熟します。
いっぺんに熟さずに、数週間ほどかけて順次熟していくので、
完熟したものから収穫していきます。

完熟すると、手で触るとポロリと取れます。
指先で軽くつまんで収穫しましょう。


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ブルーベリーアイス


>>ブルーベリーの苗を各種見てみる