ブルーベリーの色づくのも楽しみです
ブルーベリーは家庭園芸でもポピュラーな果樹です。
大きく分けて、暖地向けと寒冷地向けの、
系統の品種があります。
初めてブルーベリーを栽培するときは、
気候にあった品種を選ぶようにすると、
管理がしやすいでしょう。
西日本にはラビットアイ系、
東日本にはハイブッシュ系といったふうに、
おおまかに選びます。
特性を生かしてコンパクトにして、
管理するのもよいでしょう。
収穫は最良のとき
■ブルーベリー 初めて育てるときのポイント
1.2品種以上を用意します
ブルーベリーの苗を求めるときは、
違う品種を2つ以上用意すると、実のつきがよくなります。
ただし、花の咲く時期が同じでないと、
他家受粉の効果を発揮できないので、
品種や花期を確認してから購入するとよいでしょう。
2.栽培に適した環境を
ブルーベリーにとって、
日光がよく当たり風通しもよいと理想的な環境です。
通気性のよい酸性の土壌に植え付けるようにしましょう。
ピートモスや鹿沼土などを加えると、さらによいです。
不安な場合は、専用培土を使ってもかまいません。
根は浅く広がるので、乾燥しやすい環境は厳しいです。
排水性のよい用土に植えて、
株元をマルチングする対策もよいでしょう。
雪が降る地域では、必ず雪囲いをして、
枝や幹が痛まないようにすることが大切です。
ジャムやアイスクリームに活躍します
3.植え付け時期と用土
ブルーベリーを植え付けるときは、
庭植えや鉢植えのいずれも、
晩秋または早春など芽の活動が停止してる時期が適しています。
それ以外の時期の植え付けの場合は、
根鉢を崩さないようにすると活着がよくなります。
土が多少やせていても、
PHが酸性(4~5)に傾いた方が安定するので、
有機物は生育に応じて、
少しずつ与えていくような感じでよいでしょう。
土壌の適湿を安定させるために、
地面にはバーク堆肥やもみがらなどを、
敷いておくなどするなどします。