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リンゴの育て方 庭植え2|摘蕾・摘果で果実を大きく

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青いリンゴ


[リンゴ 庭植えの育て方]
栽培条件品種選び方

・栽培条件
寒さに強く、冷涼で、夏に雨の少ない気候を好みます。
暖かい地域でも栽培できますが、
7度以下の低温に長期間当てないと、
春にうまく発芽しなかったり、花が開かない場合があります。
一年中温暖な場所には不向きです。

北海道中部以南から、鹿児島県以北にかけて栽培できます。

開花期は強風に当てないようにします。
風の強い地域では、暴風対策が必要です。

・品種選び
リンゴは自分の花粉では実をつけにくいので、
2種類以上の品種を混ぜて植えて、受粉させる必要があります。
開花期を合わせることと、
品種同士の相性の良いものを選ぶことがポイントです。

つがる、紅玉、王林、ゴールデンデリシャス、ふじ、
などが栽培しやすいです。
暖かい地方では、果実が扁平になりやすいので、
晩生種の王林やふじを選ぶと良いでしょう。


植え付け時期場所

・植え付け
年に2回、発芽前の3月中旬と、
11月下旬~12月上旬が植え付けの適期です。
自然に、生長すると7mほどになるため、
コンパクトに栽培したい場合は、矮性の苗を購入します。

リンゴは乾燥に弱い樹木です。
特に矮性種は細い根が多く、
ほんの少しの乾燥でも根が弱ってしまいます。
植え付けのときは根を乾かさないように注意します。
また、植えつけた後は、敷きわらなどをして根を乾燥させないようにします。

・植え付け場所
リンゴは7mほどに育つので、
庭の隅の日当たりの良い場所に植えつけます。
矮性種の場合は、2m四方の広さがあれば十分です。
立木仕立てで大きな樹形にする場合は、
5m四方ほどの広さが必要となります。

水持ちと水はけの良い土を好むので、
あらかじめ腐葉土を混ぜておきます。


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方と剪定
リンゴは、仕立て方次第で大きな樹形にも、
コンパクトにもできます。
立木仕立てが一般的です。

矮性種なら、トレリスと呼ばれるフェンスに添わせる、
トレリス仕立てもできます。
コンクリートブロックなどで根が広がるのを制限したら、
とてもコンパクトな株に育てることも可能です。

リンゴの剪定は、夏と冬の2回行います。

夏の剪定は、6~7月頃、徒長枝を先端や中間付近で切り戻します。
このとき、2~3芽残して剪定すると、冬には花芽が出ます。
枝が込み合っている部分は、根元から切ります。
株の内部の日当たりや、風通しが良くなるように剪定します。
切った後に再び出てくる芽は、早めに摘み取ってしまいます。

冬の剪定は、12~2月に行いますが、
植え付けから3年目までは剪定は行いません。
4年目以降、主幹や側枝の先端部分をカットします。
また、古くなった枝や、重なり合った枝も剪定します。


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人気の富士


■仕立て方とそれぞれの剪定

・自然樹形仕立て
自然樹形の仕立て方は、植え付け時に高さ70~80cmで切り返します。
2~3年目は先端部の枝だけを少し切り返しながら、
主幹をどんどん成長させます。
4~5年たって高さが2~3mになったら、主枝を3~4本残して切り、
主枝を生長させて果実を慣らせるようにします。
自然樹形の場合、夏の剪定は行いません。
冬の剪定では、混みあった枝を間引き、
徒長した枝を切り返して樹形を整えます。

・無剪定立木仕立て
冬は軽く剪定する程度にとどめます。
夏の剪定時に、混みあった部分を切り戻し、
風通しや日当たりを良くします。

・トレリス仕立て
植え付け時に高さ70~80cmで切り戻し、
側枝を60cmの位置から伸ばすようにします。

1年目には、先端から伸びる3本の強い枝のうち、
主幹とする1本を残して切り落とします。

下枝は、主幹の半分より太い枝を切り落とし、
細い枝を残して育てます。
2年目は、1年目同様切り口から出た枝を、
1本だけ残して切り落とします。
側枝も1年目と同じように切り、残った細い枝を、
地面に対し30度ほどの角度になるように引き下げて誘引します。

3年目以降は、高さ3m位の、平たい紡錘型の樹形になります。
4年目以降の剪定は、基本の剪定同様、
徒長枝を強く切り戻し、花芽をつけます。
トレリス仕立ての場合、夏に強く勢いのある新梢を剪定して、
樹勢が弱め、樹形を乱さず育てることが出来ます。
冬も、基本の剪定どおり、主幹や側枝の先端部を剪定します。

・施肥
リンゴの木は、花をつけるようになるまでは、
肥料はほとんど必要ありません。
果実が実るようになったら、収穫後の12月に、
1平方メートルあたり100~150gの化成肥料を施します。

・摘蕾・摘果
花芽からは4~6個の花が咲きますが、
一番早く咲く真ん中の花だけを残し、
他の花は摘んでしまいます。

また、リンゴは果実が大きくなるので、
実をつける短果枝の間隔も広く取ります。
実がつき始めてから30日程度たったら、
大玉の品種なら、4~5短果枝に1果、
中玉なら3短果枝に1果程度になるよう摘果します。

・袋かけ
実を観賞するなら、特に袋かけはしなくても良いです。
袋かけは、さび病や吸汁害虫などの防止や、色を良くするためにかけます。
袋かけをするなら、6月中旬までに、摘果をしたらすぐにかけます。
袋は、収穫の1ヶ月くらい前に行います。
日やけをふせぐため、曇りの日か、午後に袋をはずします。

・収穫
きれいに色ずいた果実から収穫していきます。
はじめに日当たりの良い場所にあるものから収穫していくと良いでしょう。

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