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モモの育て方 鉢植え|完熟モモは自家栽培のおいしさ

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モモが育っていくのは嬉しい


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モモの花も楽しめる


モモは、果皮に毛が生えていて、
毛が生えていないネクタリンと栽培方法は、全く同じです。

モモは乾燥には強いですが、過湿には弱いので、
水はけの良い土に植えるのがコツです。

モモは完熟するとたいへん軟らかく傷みやすく、
流通に耐えられないので、完熟モモは市販されていません。
完熟したモモを口にできるのは自家栽培された方の特権です。


[モモ 鉢植え育て方]

植え付け時期場所

・植え付けと管理
落葉期の12月~3月ごろに植え付けます。
矮性種でも6~8号鉢、できれば10号鉢の大き目の鉢に植えます。

モモは過湿に弱いので、水はけを良くするため、
鉢底ネットを敷き、鹿沼土の大粒を敷いてから植えつけます。

深植えにならないように気をつけて植え付け、
鉢の倍の高さで切り戻します。
鉢は日当たりの良い場所に置きます。

表面の土が乾いたら、たっぷり水やりをします。
過湿には気をつけますが、夏は朝夕2回水やりをします。

収穫ができるようになったら、毎年植え替えをします。


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ナツオトメの苗木


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
新梢が柔らかい6月~7月に、
シュロ縄や細竹で枝を広げ、模様木風に仕立てます。

・剪定
1年に2回、夏と冬に剪定をします。

夏の剪定は6月頃に行います。
込みあった枝葉を整理して、
木の内部にまで日が入るようにします。

冬の剪定は、1月~2月に行います。
前年に伸びた枝の元の近くに花芽と葉芽ができます。

モモは、3年以上たった古い枝からは新芽が出にくいので、
剪定の際は1~2年枝を残すように剪定をします。
また、花芽だけの枝は枯れてしまうので、葉芽を2~3個残すようにします。

・施肥
植え付け1ヵ月後に、玉肥を3~4個埋め込みます。
その後は毎年、春(3月)と花後(4月下旬)、
8月下旬の年に3回、玉肥を3~4個埋め込みます。

・摘果
5月中旬ごろ、長さ10cmの1枝に1果が残るように摘果します。
6月になったら、鉢全体で3個ぐらい、
矮性種なら鉢全体で5果を目安に、さらに摘果をします。

・袋かけ
摘果をしたら、すぐに袋かけを行います。
袋かけは病害虫の予防と果実の表面を保護するために行います。
リンゴやナシと違い、モモは果梗が短いので、袋は枝に止めます。
袋には、果実が呼吸できるように、小さな穴を開けて起きます。

・除袋と収穫
袋をかけてから60~80日くらいが収穫の目安です。
実が大きくなって緑色が薄くなってきたら、袋を取って光を当てます。

色づいてきて、香りが良くなってきたら、
朝の気温が低いうちに収穫します。

>>モモ(桃)の苗を見てみる