果実の色の移り変わりも美しいです
ヒメリンゴはバラ科リンゴ属の落葉低木です。
秋に小さな赤いリンゴのような実をつけます。
中国大陸が原産で、寒さには強い性質です。
シベリアでの耐寒性リンゴの品種育成の交配親に用いられた。
短枝に花芽がつき、翌年の春に開花、結実します。
花びらは5弁で、つぼみは紅色ですが開花すると白色になります。
実は酸味が強いので食用には向いていません。
盆栽や観賞用樹木として楽しみます。
ヒメリンゴの芽吹きも鉢栽培だと間近で見られます
■ヒメリンゴ 鉢栽培のコツ
1.ヒメリンゴの特徴
春の花を楽しむ木として、バラ科の植物がおすすめです。
その中でもヒメリンゴは耐寒性が強く、
多少の日陰や乾燥にも耐えるので、栽培しやすいリンゴです。
挿し木や実生で簡単に増やすことができます。
2.鉢植えの仕立て方
ヒメリンゴには模様木風仕立てがむいています。
鉢に土を入れ、角度をつけて植え付けた後、鉢の倍の高さで切り戻します。
1年目の冬は主幹と側枝2本だけを残します。
枝の1/3ほどを切り戻し、その他の枝はすべて切り落とします。
側枝を4本ぐらいにして、翌夏には針金をかけて水平に誘引します。
伸ばす枝は切り戻し、不要な枝は切り落として樹形を作っていきます。
実りが楽しみです
樹形ができ上ったら落葉時に長く伸びた枝を3~4芽切り詰め、
短果枝を出させるようにします。
短果枝の頂芽にできた花芽が開花、結実していきます。
結実した短果枝は、先が伸びて再び花芽をつけます。
間違って切り落とさないように注意します。
ヒメリンゴの盆栽も、作っていて楽しいです C)楽天市場