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サンショウの育て方|根を傷めず環境を変えず栽培

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サンショウの実


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サンショウの花


サンショウ(山椒)は別名「ハジカミ」ともいい、
七味唐辛子にも使われている日本ではポピュラーな香辛料で、
日本料理にはなくてはならないスパイスです。
サンショウの若芽は「木の芽」とよばれ、
山菜としてもツマとしても非常に人気があります。


サンショウ 庭植え育て方

栽培条件品種選び方

栽培条件
日本各地で育てられます。
乾燥に弱いので、夏場はワラや落ち葉などを敷いて、
湿度を保つとよいでしょう。

環境の変化にも弱いので、
急に場所を変えたりすると、木が弱ります。

・品種選び
サンショウは雌雄異株なので、
実を利用する場合には、
雌雄同種の実サンショウを育てるとよいでしょう。


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ちりめん山椒を作るとおいしい


植え付け時期場所

植え付け
サンショウの苗は、11月中旬~3月頃に植え付けます。

やや深めに穴を掘り、腐葉土や堆肥を多めにすきこんで、
保水性を増してから植え付けます。
根を広げるようにして浅植えにします。
サンショウの根は非常に弱いので、
根を傷めないように気をつけます。
植え付けたら、水をたっぷりと与えます。

植え付け場所
夏は半日陰で、冬は日当たりがよく、
やや湿った場所が適しています。
土質は特に選びません。


仕立て方剪定から収穫まで

仕立て方剪定
「自然樹形」に近い形に育てますが、
枝分かれが激しいときは12月~2月に適度に間引きし、
日当たりと風通しを良くします。
ただし、短い枝には花芽が付いているので、注意しましょう。

施肥
2月、5月下旬~6月上旬、9月の年3回、
堆肥に配合肥料を混ぜたものや液体肥料を与えます。

収穫
「木の芽」は、春に新しい芽を摘み取り、
ツマや佃煮や、炊き込みご飯などに利用します。

青い実は7月くらいに収穫します。
佃煮を作るには、やわらかい青い実がよいでしょう。

粉山椒を作るには、9月頃、熟した実を収穫します。
黒い種を除いて皮の部分のみにし、よく乾燥させてから、
すり鉢などで粉にして利用しましょう。
市販の粉山椒より香りも風味も良いです。

>>サンショウの苗を見てみる