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カリン 種からの育て方

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カリンは、果実から採った種を育てることができます、
ただし、花が咲くまで8年くらいかかります(画像:季節の花300)


実が収穫できるまでは、10年以上かかると言われています。
発芽し育てば幸いという気持ちで試してみることをお勧めします。


[カリン 種からの育て方]


■種の採取

カリンの実から、スプーンなどを使って
種を傷つけないように、取り出します。

取り出した種は、果肉を取り除いて、水でよく洗います。
洗った後は、キッチンペーパーなどで軽く水分をふき取り、
種の表面を乾かしておきましょう。


■寒さに当てる

一定期間、種に寒さを体験させると、発芽させることができます。
これはカリンを含めた、バラ科の植物に多い性質です。

寒さを経験させる方法としては、2種類あります。

・冷蔵庫に入れる
タッパーやビニール袋など、ある程度密閉できる容器を準備します。
容器に、ココピートや土、水苔などを、湿らせて入れ、種を埋めます。

フタを閉め、4度を保てる場所(冷蔵庫など)に入れて春を待ちます。
寒さに当てるのは、だいたい1か月~2か月ほどです。

この方法をとることで、寒くない時期に種を手に入れた場合、
疑似的に冬を経験させることができます。

種は土の中と同じ環境に置く必要があるため、
種に光が当たらず、適度に湿り気を保てる状態を作るようにします。

・自然に任せる
鉢やポットに土を入れ、そこに種をまきます。
その状態で、冬の間戸外に置くと、自然に冬を経験することができます。

置いておくのは日向でも問題はありませんが、土が乾燥しやすいので、
土が乾いた時、水を与えて乾かないようにしましょう。
発芽までは湿り気が必要です。


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花が咲いたら、もうすぐです


■種まき

冷蔵していた種を、春になったら鉢にまいてみましょう。
時期は3月~4月頃で問題ありません。

カリンは暑さにあまり強くないので、
夏場は避けて種をまく方が無難です。

地植えで育てる場合、育てる場所に直接種をまくより、
ある程度まで育つまで、鉢植えで育てた方が管理が楽になります。

鉢は4号~5号でじゅうぶんです。
鉢の底には鉢底石を敷いて、水はけを良くしておきます。

市販されている種まき用土や草花用の培養土を使います。
1粒まいて絶対に発芽するとは限らないので、
1鉢に3粒~5粒くらい、種が重ならないようにまきましょう。

種が隠れるくらいに土をかぶせ、
土を湿らせるように水をたっぷりと与えておきます。
発芽するまでは、土があまり乾燥しないように注意します。


■育苗

環境によって発芽までの日数は変わります。
2週間~1か月で発芽する場合もあれば、
なかなか発芽しない場合もあります。

中には、1年か2年経って発芽したという例があります。
発芽するまでは、水分のみ与えるようにし肥料は与えません。

・間引き
複数の種が発芽した場合、途中で間引きを行います。
発芽してすぐに間引く必要はありません。

本葉が5枚以上くらいになったら、
育ちの良いものを残して、あとは間引きます。

間引いた分も、保険として別の鉢に植え替えておきます。

・肥料
1年目は、無理に追肥をする必要はありません。
2年目以降は、春と秋に追肥をしましょう。
生長速度などを見ながら追肥することで、バランスよく育ちます。


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良い香りの実ができますように


■鉢増し

1年育ててみて、鉢の底から根が見えてきた場合は、
12月~4月までの間に、一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

その時に使う用土は、市販されている培養土か、
赤玉土6と腐葉土4をよく混ぜたものが適しています。


■植え付け

丈が50cm以上に育ったら、定植しましょう。
11月~12月か、3月~4月が植え付けの適期です。

一般的に、地植えより鉢植えのほうが、結実までが早くなります。
植え付けた後の管理は、普通の苗木を植え付けた後の管理と同じです。

■参考
・マルメロとカリンの違いは?
・カリンの育て方 庭植え|剪定での切り戻しがポイント
・カリンの育て方 鉢植え|初夏に針金をかけて栽培
・カリンの食べ方は?

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