キウイフルーツの実
キウイフルーツの果肉といえば緑色のイメージが強いですが、
最近では赤色や黄色の品種も出回っています。
キウイフルーツは雌雄異株で、雌雄が別々の木なので、
開花期が近い2品種を植えなければなりませんが、
「ニューエメラルド」など、雌雄両性の花が咲いて、
1本でも実がなる品種も開発されています。
[キウイフルーツ 鉢植えの育て方]
■植え付け時期と場所
・植え付けと管理
キウイフルーツの鉢植えの植え付けは、3月が最適です。
根をくずさないように、水はけの良い用土で植えつけます。
植え付け後は、下から2芽残して、
残す芽と次の芽の中間辺りで剪定します。
日当たりの良い場所で栽培します。
大きくなりすぎたときは、挿し木で株を更新するとよいです。
梅雨の時期に、密閉挿しをするとよく発根します。
キウイフルーツの実の切り口、きれい
■仕立て方と剪定から収穫まで
・仕立て方
あんどん仕立てにします。
植え付け後2年目まではまっすぐ生長させます。
3年目に、直径30cmのあんどん支柱を立てて、
上部につるを巻きつけていきます。
・摘蕾と摘果
1枝に2~3果、
鉢全体で8~10果になるように摘果します。
・水やり
水切れにはたいへん弱いですので、
土の表面が乾いたら、すぐにたっぷりと水を与えます。
・施肥
植え付けてから1ヵ月後に、玉肥を3~4個、鉢の縁に埋めてあげます。
それ以降は、毎年2月、6月上旬~中旬、10月下旬~11月上旬に、
玉肥を埋め込みます。