マンゴーの青い実
アップルマンゴー(アーウィン種)、日本でいちばん栽培されている
マンゴー(Mango)には緑色、黄色、赤色系統の実があります。
マンゴーはうるし科なので、かぶれに注意します。
マンゴーは高温多湿を好み、25~30℃でよく育ち、
冬でも15℃以上の温度が必要です。
そのため日本では、九州南部や沖縄地方以外では、
温室か鉢植えでしか育てられません。
[マンゴー 鉢植えの育て方]
■植え付け時期と場所
・植え付けと管理
マンゴーは7月~8月に植えつけます。
水はけの良い酸性土を用い、
深く根が張れるように深鉢に植え付けましょう。
春~秋の生育期は屋外で育てます。
冬は日当たりの良い室内で育て、
15℃以下にならないように温度管理をしっかりと行います。
自分の花粉で結実しますが、
より確実に実をつけさせるには人工授粉を行いましょう。
果実が2~3cmになったら、
1鉢2~3果になるように摘果します。
■仕立て方と剪定から収穫まで
・仕立て方と剪定
マンゴーの樹は、本来は樹高10~30mに達します。
鉢植えでは、こまめな剪定で樹勢を抑え、
主枝が3~4本の「主幹形仕立て」にします。
剪定は8月~9月に行います。
収穫後は、実をつけた枝を切り戻して新梢を出させます。
・水やり
鉢の表面が乾いたら、十分に水を与えます。
花芽が付くためには3ヶ月以上の乾季が必要なので、
秋から冬にかけては水やりを控えめにします。
・施肥
5月、7月、9月に玉肥を2~3個ずつ施します。
多肥になりすぎると、生長するばかりで花が咲かなくなるので注意します。