ヤマモモの結実
ヤマモモは、名前に"モモ"がつきますが、
ヤマモモはヤマモモ科、モモはバラ科で、
この2つは全くの別植物です。
よく見ると果実の形が全然違いますよね。
ヤマモモの果実は甘酸っぱく、生で食べるほかに、
ジャムや果実酒などに利用されています。
ヤマモモには雌木と雄木があるので、2本植える必要があります。
開花期には、受粉しやすいように軒下に移動するか、
雨よけをするとよいでしょう。
[ヤマモモ 鉢植えの育て方]
■植え付け時期と場所
・植え付けと管理
3月~4月に、水はけの良い用土に植え付けます。
赤玉土(小)6:腐葉土3:川砂1の割合で混合した用土か、
市販の培養土が良いでしょう。
植え付けたら、鉢の高さと同じ高さで切り詰めます。
ヤマモモは生育が旺盛なので、毎年植え替えましょう。
ヤマモモの果実酒は美味
■仕立て方と剪定から収穫まで
・仕立て方と剪定
剪定は、2月~3月上旬に行います。
主幹と側枝2本を残して先端を切り詰めます。
7月頃に針金をかけて枝を広げ、樹形をつくります。
・摘蕾と摘果
ヤマモモは、隔年結果になりやすい果樹ですが、
1枝に2果を目安に早めに摘果し、
株全体で10果くらいにすると株が消耗せず、
毎年収穫できるようになります。
・水やり
土の表面が乾いたら、水をたっぷりと与えて、
水切れを起こさないようにします。
・施肥
植え付けてから1ヵ月後と、毎年3月に、
玉肥3個を鉢の縁に埋め込んであげましょう。