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アボカドの育て方 鉢植え|実生でも4~5年で結実、水栽培も

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アボカドの苗木


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アボカドの結実


アボカド(Avocado)は「森のバター」といわれるほど栄養が豊富です。
熱帯性の果樹ですが、比較的寒さに強いほうで、
関東南部以南でしたら庭植えも可能です。
しかし、冬の寒風には弱いので、
家庭では鉢植えで栽培したほうが育てやすいです。

大きなタネを蒔いてみたことがある方も、
多いのではないでしょうか?
アボカドは生長が早いため、
実生でも、4~5年で結実します。
水栽培をしてみても、楽しいですね。


アボカド 鉢植え育て方

植え付け時期場所

植え付け管理
4月~5月に植え付けます。
深鉢に水はけの良い用土を用いて植え付けます。
市販の培養土か、赤玉土(小)6:腐葉土2:川砂1の割合で、
混合した用土がよいでしょう。

植え付けたら、鉢高と同じ高さで切り詰め、
水をたっぷり与えます。

日当たりの良い場所で管理します。
冬でも3℃以下にならないようにします。

・品種の選び方
アボカドには、午前中に受粉するAタイプと、
午後に受粉するBタイプの2タイプがあり、
それぞれから1種類以上植え、互いに人工授粉をします。

Aタイプなら、「ジャルヤ」や「メキシコラ」、
Bタイプなら、「ベーコン」や「フェルテ」、「ズタノ」がよいでしょう。


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アボカドでスパゲティ


仕立て方剪定から収穫まで

仕立て方剪定
植え付けから3年ほどは切り詰め剪定を繰り返し、
「模様木仕立て」にします。

成木になったら、樹の内部にまで日がよく当たるよう、
間引き剪定をします。

剪定は、4月中旬~5月中旬に行います。

水やり
表面の土が乾いたらたっぷりと水やりをします。
特に夏に水切れを起こすと、実が大きくならないので注意します。

施肥
3月と10月に、玉肥を置きます。
肥料が多すぎると高木化するので、注意しましょう。

収穫
アボカドの実は夏に大きくなりますが、
収穫は12月~3月で、果皮が黒くなってから手でもいで収穫します。
皮に傷が付くと早く傷むので、ていねいに収穫します。

室内に2週間ほど置くと、成熟します。
冷蔵庫の野菜室でなら、1ヶ月程度保存できます。

タネまき
アボカドの大きなタネから育てることもできます。
種を取り出し、よく洗って油分を洗い流します。

とがったほうを上にして半分以上土に埋め、
たっぷりと水やりをします。
発芽までの期間は、暖かければ2週間、
寒いと2ヶ月くらいかかります。
水栽培の容器に入れて、
水を替えながら発芽させても良いでしょう。

発芽すると、よく伸びます。
途中で下葉が落ちますが、そのまま栽培を続けます。

生長に合わせて大きな鉢に植え替えていきます。
葉が5~6枚になるたびに摘芯して枝数を増やすとよいでしょう。

寒さにあうと落葉しますが、
水やりを続けていれば、再び葉が出てきます。

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