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ライチの育て方 鉢植え|花芽をつけるには冬の温度管理が大切

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ライチ、楊貴妃が好んだ果実


ライチ(Lychee)はレイシとも呼ばれ、
中国南部原産の果樹です。
果実は亀甲状の果皮に覆われています。
楊貴妃が好んで食べたといわれています。

九州南部や沖縄でなら庭植えで育てられますが、
鉢植えで管理したほうが栽培しやすいでしょう。

冬でも平均気温13℃を維持する必要がある上、
-3.3℃以下に長時間さらされると枝葉が枯れてしまいます。
ただし、花芽をつけるには5~7℃の低温にあてることも必要です。

「ブースター」「クイビー」「ツツミーチ」などの品種があります。


ライチ 鉢植え育て方

植え付け時期場所

植え付け管理
3月中旬~4月上旬、
赤玉土(小)6:ピートモス2:川砂2を混合した用土か、
市販の培養土を用いて、6~7号鉢に植え付けます。

春~秋は屋外でたっぷりと日光に当て、
冬は日当たりの良い室内で育てます。


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ライチの実り


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ライチの苗木


仕立て方剪定から収穫まで

仕立て方剪定
もともとは樹高10mにもなる高木ですので、
あまり大きくなり過ぎないように、
春に主幹を切り詰め、コンパクトな樹形に整えます。

花は前年枝の先端に付くので、
収穫した枝は切り戻して新梢を出させます。
混み合った部分や3年目以上の側枝なども、切ります。

水やり
水分を好むため、土の表面が乾燥したら、
水をたっぷりと鉢底から流れ出るくらい与えます。

特に収穫前の6月~7月には、1日数回こまめに水やりをして、
水切れを起こさないように注意します。

施肥
4月、7月、10月に固形の有機質肥料を施します。

収穫
室内で栽培する場合は、
人工授粉をして実つきをよくします。
収穫期は7月~8月です。

>>ライチの苗木を見てみる