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ウメの木の剪定方法

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ウメは、上手に剪定すると花も実も楽しめます


ウメ(梅)はとても芽をふく力が強い樹木です。
ですので本来は1年のどの季節に枝を切っても、新しく芽が伸びてきます。

ただし、適切な時期に適切な剪定を行わないと、
花芽を誤って切り落としてしまったり、
花芽のつきにくい枝ばかり残すことになるので注意が必要です。

ウメの実を多く実らせるのに、剪定は大切な作業です。

剪定の適期は2つあり、1つは7月頃の夏剪定。
もう1つは落葉中の12月~1月に行う冬剪定です。

剪定と聞くと難しそうに思うかもしれませんが、
ポイントをしっかりと押さえれば、さほど難しいことはありません。

何年か剪定を繰り返して経験することで理解も深まりますので、
一度失敗したからといって諦めないようにしましょう。


[ウメの木の剪定方法]


■ウメの木 夏剪定

ウメの花芽分化は7月下旬~8月といわれています。
その花芽分化の前に、剪定を行うことで、
花芽ごと落としてしまうのを防ぎます。

また、梅雨や夏の高温多湿の環境の中、
枝が混みあっている場所があると、蒸れて枯れこんだり、
病害虫の原因になることがあります。

枝が混みあっている場所は間引き剪定を行い、
風通しと日当たりをよくしておきましょう。

ただし、太い枝や多くの枝を切ってしまうと、
さらに強く勢いのある枝を出してしまうことになりかねません。

どの枝でも切って良いというわけではないので、
切る枝を厳選して、無駄に切らないようにしましょう。


夏剪定で切る枝には、いくつか種類があります。


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1. 徒長枝
上を向いて勢いよく伸びる枝です。
ウメはこの徒長枝には花芽をつけにくい上、
枝を伸ばすことに力を使ってしまうので根元から切り落とします。


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2. 株元から伸びている枝
木の株元から伸びてくる枝(ヒコバエ)は、
不要な養分を奪って株を消耗させてしまう怖れがあります。
不要な枝ですので、根元から切っておきましょう。


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3. 枝が混みあっている場所
枝が混みあっている枝(車枝)は、葉が茂っている春から秋に、
株の中心に日がうまく当たらなくなってしまうことがあります。

風通しも悪くなるので、不要な枝を根元から切ってすっきりさせましょう。
交差している枝、内側に向かって伸びている枝は、
そのまま伸ばしていると枝が混む原因になるので根元から切りましょう。

それでもまだ枝が混んでいる場合は、
細く弱い枝などを間引き剪定し、風通しをよくしておきます。

4. 枯れた枝
もし枯れたようになった枝や、
病害虫にすでに侵されている枝があったら切っておきましょう。


■ウメの木 冬剪定

冬の剪定は、ウメの剪定でもメインの剪定になります。
この時期に適した剪定をすると、結実も良くなります。

落葉期の冬季に行うことで、葉芽や花芽の区別がつきやすく、
樹形を見ながら剪定できるので、好みの樹形に仕立てやすくなります。

冬剪定で切る必要のある枝です。

1. 徒長枝
夏剪定では根元から切るだけですが、
不要な徒長枝と残す徒長枝がある場合、切る場所が異なります。

不要な徒長枝の場合は、夏剪定と同じように根元から切ります。
徒長枝であっても、翌年も残しておく場合は、
10芽ほどを残すか、枝の長さの半分ほどに切るようにします。

あまり短く切り戻すと、さらに強い枝が出てしまうので、
切る場所には注意することが大切です。

2. 枯れた枝
枯れている枝や、病害虫に侵されている枝は、切っておきましょう。

3.株元から伸びている枝
株元から伸びてくる細い枝は、
不要な枝ですので根元から切っておきます。


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4.混みあっている枝
夏剪定と同様に、枝が混みあっている場所は、間引き剪定を行います。
交差している枝や株の内側に向かって伸びている枝(内向枝)は、根元から切ります。

5.新しく伸びた枝
春以降に新しく伸びた枝の先を、三分の一ほど軽く切り返します。
切り返すことでまた新しい枝が伸びます。

1か所から何本も新しい枝が伸びている場合は、
勢いのある1本か2本を残し、弱いものを切るようにします。

6.古い枝
花をつけるようになって3年ほど経った枝は、
古枝となってしまい、花付きがだんだん悪くなってきます。

古枝になってからは花付きが良くなることはないので、
根元で切って枝の更新をするようにしましょう。


■剪定位置の見極め方

ウメの枝を切る際、根元から切る場合は良いのですが、
枝の途中で切る場合は、芽の方向に注意する必要があります。

枝をよく見ると、芽には方向があり、
外側(下)を向いているものと、
内側(上)を向いているものがあります。

芽はそれぞれの方向に伸びる性質があるので、
外側を向いている枝は下~横向きに伸び、

内側を向いている枝は上に向かって伸びようとします。
上方向に伸びる枝は、徒長枝になりやすく、
徒長枝は花付きが悪くなりがちなので、
できるだけ外側の芽のすぐ上で切るようにしましょう。

■参考
・ウメの育て方 庭植え|自家受粉品種で栽培を楽に
・ウメの育て方 鉢植え|仕立て方で高収穫に栽培