花も愛らしいです
食べ過ぎるとニキビができるなどと言われていたアーモンドですが、
最近は健康にも美容にも大きな効果があるとして大注目を浴びています。
おやつにはアーモンドを食べるといいと言われたりもします。
そんなアーモンド、原産はアジアの西南部。
現在は南ヨーロッパやアメリカ合衆国などを中心に生産されています。
日本では小豆島などでの栽培が盛んです。
■アーモンドの剪定方法は?
アーモンドは杏、桃、梅と近縁種なので育て方もほとんど同じになります。
植え付け、剪定法なども桃や梅の方法がとても参考になります。
1.アーモンドの剪定適期
剪定は夏と冬の2回行います。
冬がメインの剪定で夏が補助的な剪定になります。
・冬
内側に向かっている内向枝、枝どおしが重なっている交差枝などを、
切り落として整理する。花芽を見極めて剪定をする
・夏
風通しがよくなるように、また日光が樹の内部にまで届くように剪定する
実ってくるのも楽しみですね
2.アーモンドの剪定のポイント
A.花芽を確認しながら、5芽ほどを残して切りましょう。
花芽を見極める自信のない方は、
あせらずに正月明けくらいに剪定をすると、
花芽がわかりやすくなります。
注意点は葉芽と区別をすること。
葉芽は細くとがったものが多いですが、
花芽はふっくらとしてきますので区別がしやすくなります。
B.外芽で切るようにします。木の幹の側にある芽が内芽で、
幹と反対側にあるのが外芽になります。
外芽のすぐ上で切るようにしましょう。
C.徒長枝は切り取るようにします。
樹形を乱しますので根元からばっさりと切り落とすようにしましょう。
D.伸びすぎている枝も思い切って切り詰めましょう。
アーモンドは少々切りすぎても心配ありません。
強剪定してもだいじょうぶな木です
3.剪定に必要な道具
・大きめのはさみ
小枝を切る時に使います。
小枝を切ることができれば剪定用でなくてもかまいません。
・のこぎり
直径1cm以上の枝を切るときに使います。
・軍手
素手ですと小キズが耐えませんし危険ですので、
なるべく軍手を使いましょう。
滑りどめがついている軍手がオススメです。