フェイジョアの嬉しい実り
フェイジョアの果実は、ゼリー状の果肉をしています。
果実はパイナップルのような香りがします。
果実はスプーンですくって生で食べたり、
シャーベットやジャムにして楽しみます。
花も食べられ、サラダなどに利用できます。
[フェイジョア 鉢植えの育て方]
■植え付け時期と場所
・植え付け
3月~4月に、6~7号鉢以上の大き目の鉢に、
水はけのよい用土で植えつけます。
赤玉土(小)6:腐葉土3:川砂1で混合した用土か、
市販の培養土がよいでしょう。
植え付けたら、鉢と同じ高さで切り戻し、
水をたっぷりと与えます。
霜にあたらないよう、冬は室内に取り込みます。
収穫できるようになったら、
2~3年に一度、根鉢を崩さずに植え替えます。
フェイジョア、花も食べられる
■仕立て方と剪定から収穫まで
・仕立て方と剪定
模様木風仕立てが一般的です。
植え付け後、鉢と同じ高さで切り戻し、
主幹と側枝2本で樹形を作っていきます。
梅雨の時期になったら、針金をかけで側枝を水平に誘引します。
枝は折れやすいので、徐々に曲げるようにします。
3月の剪定では、新しく伸びた部分を1/3ほど切り詰めます。
夏の剪定(7月~8月上旬)では、混み合った部分の枝は間引き、
樹形を作っていく剪定をしますが、
樹冠内部の小枝には大実がつきやすいので、残しておきます。
・水やり
土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
特に受粉後は、水切れで落果しないよう、夏の乾燥期は毎朝水やりをします。
・剪定春(3月)と秋(9月中旬~10月上旬)に、玉肥を3~5個、施します。
・収穫
手で触るとポロッと取れるようになったら、収穫適期です。
12~15℃で1週間ほど追熟すると、より風味が増します。