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フサスグリの育て方 庭植え|耐暑性の強い品種を選ぼう

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フサスグリ(カーラント)の実


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フサスグリ、色づく前


フサスグリは、その名のとおり、
房状に実のつくスグリの仲間です。
スグリと同じように、樹高1mほどブッシュ状の低木ですが、
スグリと違ってフサスグリには枝にとげがありません。
フサスグリの実は、スグリよりも小さいです。

英名をカーラントともいいます。
寒さに強い果樹のため、
古くから北海道で多く栽培されてきました。


[フサスグリ 庭植え育て方]

栽培条件品種選び方

栽培条件
スグリ同様に寒さには強いのですが、暑さと乾燥に弱く、
高温多湿では病気にかかりやすくて生育も悪くなります。
そのため栽培適地は、東北地方以北か、
中部地方の高地など冷涼地になります。

関東以南の地域で栽培する場合は、北向きの場所や、
西日の当たらない涼しい日陰となるところで、
風通しの良いところを選びます。

品種選び
なるべく暑さに強い品種を選びます。

赤い実のなる「アカフサスグリ(レッドカーラント)」と、
黒っぽい実のなる「クロフサスグリ(ブラックカーラント)」に大別されます。
クロフサスグリはうどんこ病に弱いので、
家庭栽培で育てやすいのはアカフサスグリの方です。
「レッドレイク」「レッドダッチ」「ロンドンマーケット」などの品種があります。

フサスグリは、スグリと同様に自分の花粉で実をつけるので、
1本だけで収穫できます。


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フサスグリ、発芽


植え付け時期場所

植え付け
フサスグリは3月に植え付けます。
直径・深さともに30cmくらいの穴を掘り、
掘り上げた土の半量に、同量の堆肥や腐葉土を混ぜて埋め戻します。
その上に残りの土を埋め戻します。

フサスグリの苗は、根を広げるようにして浅く植えつけ、
支柱を立ててしっかりと固定します。
植え付け後はたっぷりと水をあげましょう。
植え付け直後の剪定は、しません。

植え付け場所
極端に水はけの悪い場所でなければ、特に土質は選びません。

夏でも涼しい気候の地域ならば、日当たりがあってもかまいませんが、
関東以西の暖地では、北向きの庭や半日陰となるような、
風通しのよい涼しい場所に植え付けましょう。

乾燥すると実つきが悪くなるので、
夏の高温乾燥期には寒冷紗で日よけをするか、
あらかじめ日陰になるような落葉樹の木陰に植えます。


仕立て方剪定から収穫まで

仕立て方
「ブッシュ状仕立て」が一般的です。

植え付け翌年の春以降、地際から新梢が次々と伸びてくるので、
強そうなものを3~4本だけ残して他の枝は根元から切ります。
毎年これを繰り返して、3~4年で1株10本ほどの、
ブッシュ状の樹形に仕立てます。

剪定
フサスグリの剪定は、11月~1月に行います。
前年に実を収穫した枝は、冬に株元から切り取り、新梢と更新します。
ただし、収穫後に新梢が伸びているものは、残してもかまいません。

枝が混み合っているようであれば間引き剪定をして、
株元の日当たりと風通しを良くします。

施肥
植え付け時に堆肥を与えた後は、特に施肥の必要はありません。

収穫
7~8月になると先端から実が色づいてきて、鮮やかな色になります。
完熟したら、3~4房を一度に指で摘み取るようにして収穫します。

>>フサスグリの苗をみてみる