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ブルーベリーの栄養と効用

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ブルーベリーの色が変わっていくのが楽しみです


ブルーベリーといえば、以前はジャムなどの加工品がほとんどで、
生果のブルーベリーは高級フルーツでした。

しかし意外と栽培が簡単で、日本の風土にもあっていたため、
各地で栽培されるようになり、生果も販売されるようになりました。


■ブルーベリーの栄養と効用

ブルーベリーの栄養といえば、
何と言ってもアントシアニンが有名です。

アントシアニンは紫色の色素です。

ブドウやナス、ムラサキイモなどに含まれていますが、
果皮が黒紫色のブルーベリーには、その色の濃さから、
多く含まれていることがご理解いただけると思います。

アントシアニンはポリフェノール系の成分で、
優れた抗酸化作用を持ち、目の働きを活性化させ、
眼精疲労や視力の低下予防に効果を発揮すると考えられています。

そのメカニズムは、アントシアニンは、
「見る」ために欠かせない成分である、
ロドプシンの再合成を促進する働きがあります。

ロドプシンは網膜に存在し、光を受けると分解します。
ロドプシンが分解することにより、
光の情報が電気信号として脳に伝えられ、
「見る」ことができるのです。

アントシアニンはこのロドプシンの再合成を助ける働きがあるため、
結果として視力や目の健康維持に効果を発揮するのです。

最近の研究では、アントシアニンは骨粗鬆症予防にも、
効果があることが確認されました。

アントシアニン以外の成分としては、やはり抗酸化作用のある、
ビタミンEや、便秘解消に効果のある食物繊維が豊富です。

ブルーベリーには抗がん作用のあるエラグ酸と葉酸も含まれています。
特に葉酸は、子宮がんに対する抗がん作用に優れていると言われています。


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ヨーグルトと食べると美味で体にも良いですね


■ブルーベリーの利用法

ブルーベリーは生食されるほか、ジャムなどにも加工されます。

アントシアニンは熱に弱いため、
ジャムを作る際は煮詰め過ぎない方が良いでしょう。

オススメの食べ方は、ヨーグルトやチーズケーキなど、
乳脂質を含む食品との組み合わせです。

ビタミンEは脂溶性のため、
脂質と一緒に食べると吸収が良くなります。

ビタミンのバランスの面から見ると、
ビタミンCやビタミンAの多いキウイフルーツやイチゴ、
ラズベリーなどと組み合わせるとバッチリです。

■参考
・ブルーベリー 初めて育てるときのポイント
・ブルーベリーの収穫の時期は?
・ブルーベリーの剪定方法は?
・ブルーベリーの育て方(鉢植え)はこちらです
・ブルーベリーの育て方(庭植え)はこちらです
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