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キンカンの肥料

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キンカンにはいつ、どのような肥料を?


[キンカンの肥料]


キンカンは木の大きさの割にたくさんの実をつける果樹です。
そのため、肥料不足になると生理落下が多くなったり、
残った実も思うように大きくならないことがあります。

与える肥料は時期によって少し変わります。
また、与える肥料のメーカーや株の育ち具合によって、
与える肥料の適量は変わります。

必要以上に肥料を与えてしまうと、肥料焼けを起こしてしまい、
根が傷んだり最悪は枯れてしまうこともあります。

肥料のパッケージの裏などに与える目安が記載されていますので、
よく確認しておきましょう。

もし不安な場合は、少量から試してみるようにします。
その時期の生長に合った肥料を与えることが重要ですので、
ぜひ参考にしてください。


■春肥 新芽や新しい根を動かす

春はそれまで休眠していた芽や根を動かし始める季節です。
芽や根を動かすためには、やはり養分が必要です。

春になり、きちんと芽や根が、
しっかりと育つために与える肥料が春肥です。

時期は3月下旬~4月中旬までの間です。
与える肥料は、できれば有機質のものがいいでしょう。

化成肥料であっても、ゆっくりと効果が出る緩効性のものを選びましょう。
最近では、柑橘の肥料や金柑の肥料、果樹の肥料などといった、
専用の肥料も便利です。

ただし、この時期は即効性の肥料よりも、
緩効性のものの方が効果的です。

使用する肥料がどのような効果のあるものかを、
必ず確認してから与えるようにしましょう。


■夏肥 株全体を育てる

春に新梢が伸び、花が咲きます。
キンカンは年に1回~3回、枝を伸ばしながら花を咲かせます。

温かいこの時期は、キンカンにとってはとても大忙しな時期です。
根と枝を伸ばし、葉を展開させ、花を咲かせて実をつけます。

株全体が生長し、実もつき始める時期でもあるので、
肥料切れにならないように与えるのが夏肥です。

時期は5月下旬~6月頃です。 
この時期は根や枝や花や実と、養分が取り合いになっている状態です。

足りない養分を補うよう、
素早く効果の出る肥料を与える必要があります。
そのため、夏肥は即効性のある化成肥料を与えましょう。


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キンカンの花


■秋肥 着果した実や翌年の花芽を作る

余分な実を落とす生理落下も落ち着き、残った実が肥大する時期です。
また、秋には翌年に咲く花芽を作ります。

それが終わり、冬になり寒くなると、
落葉こそしないものの、ほとんど生育しない休眠時期となります。

夏の終わりから秋の間に実の肥大を促進し、
花芽の形成も促すのが秋肥です。

時期は暑さのおさまり始める9月~10月頃です。
冬になり、生育が止まると肥料は不要になります。

それまでの間に与えた肥料分を使い切るようにする必要があるため、
ここでは即効性のある化成肥料を与えましょう。


■葉の色が悪い時は

肥料を与えているにも関わらず、
生育期間中(5月~10月)の間に葉の色が薄くなることがあります。 

水切れや過湿、病気などが思い当たらない場合は、
肥料切れのサインである可能性があります。

即効性のある液体肥料を、
規定通りか少し薄めに作り、水の代わりに与えます。

10日~2週間に1回くらいのペースで液体肥料を様子を見ながら与え、
葉色が戻ったら与えるのをやめます。

あくまでも補助としての肥料なので、
与えすぎには十分注意しましょう。

■参考
・キンカンの育て方 庭植え|3月上旬に剪定して栽培
・キンカンの育て方 鉢植え|品種選びと防寒対策で大収穫
・キンカンの種類は?
・キンカン 実が落ちる理由は?
・キンカン 種の育て方