ジューンベリーの実
ジューンベリー、花も可愛い
ジューンベリーの果実は1cmほどの、
小さな愛らしい赤い果実で、房状になります。
花も美しく、サクラに似た白い花は、
房咲きとなり、とても可憐です。
花や実だけでなく、秋には紅葉も楽しめ、
観賞樹として人気があり栽培するかたが多いです。
[ジューンベリー 鉢植えの育て方]
■植え付け時期と場所
・植え付けと管理
ジューンベリーの植え付けは、2月下旬~3月上旬に、
水はけと水もちがよい土で行います。
市販の培養土に4割程度のピートモス、
または堆肥や腐葉土を混ぜて植えつけると良いでしょう。
根が傷まない程度に根鉢を崩して植えつけ、
支柱を立てて支え、枝先を剪定します。
日当たりの良い場所で管理しましょう。
ただし、夏は乾燥を避けるために、
明るい日陰に移し、マルチングをします。
実がつくようになったら、毎年3月~4月に、
一回り大きな鉢に植え替え栽培します。
ジューンベリー、紅葉も楽しめる
■仕立て方と剪定から収穫まで
・仕立て方
スタンダード仕立てや株立ち仕立て、
模様木風仕立てにすると、樹高が抑えられます。
・剪定
ジューンベリーの剪定は、6月下旬~7月上旬に行います。
主幹は鉢の高さの3倍くらいで芯止めします。
伸ばす枝は、多少花芽を落としても切り詰めておきます。
混み合わないように、不要な枝は間引いておきます。
・水やり
土の表面が乾燥したらたっぷりと水を与え、
乾燥しすぎないように管理します。
・施肥
植え付け1ヵ月後に、玉肥を鉢縁に3~5個埋め込みます。
9月になったら、追肥を施します。
以降、毎年春(3月)と秋(9月)に追肥をします。