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ラズベリーの栄養と効用

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栄養価の高いラズベリー

ラズベリーは英名ですが、、フランス名の"フランボワーズ"
としてもよく知られている、キイチゴ類の代表格です。

小さい粒に豊富な栄養素が詰まっているため、
「フルーツの女王」とも呼ばれます。


■ラズベリーの栄養と効用

ラズベリーには様々な成分が含まれており、
果実類でも屈指の栄養価の高さを誇ります。

ビタミンCやビタミンEなどのビタミン類や、
カリウムや鉄、カルシウムなどのミネラル類を含んでいます。

その他にも、疲労回復効果の高いクエン酸、
カロテノイドの一種であるルテイン、
抗ウイルス機能を持ち、メラニン色素の生成を抑えます。

さらにリラックス効果があり安眠へといざなうエラグ酸、
抗酸化作用のあり、目の疲労を癒すポリフェノール類の
一種であるアントシアニンなど、含まれている成分は多種多様です。

ラズベリーには、これらの成分の相乗効果で、
風邪を予防したり、抗がん作用や美白効果、アンチエイジング、
育毛促進、生活習慣病の予防・改善、眼精疲労の改善など、
種々の効果が期待できます。

漢方でも、ラズベリーは「覆盆子(ふくぼんし)」と呼ばれ、
利尿用途で生薬として利用されてきました。

また、ラズベリーの香り成分のラズベリーケトンには、
脂肪分解作用があることが、最近の研究で明らかになりました。

ラズベリーケトンには、脂肪細胞に直接作用して、
脂肪分解酵素と脂肪細胞との結合を促進させる作用があります。

同様の作用を及ぼす成分には、
トウガラシなどに含まれているカプサイシンが有名ですが、
ラズベリーケトンには、
カプサイシンの3倍もの効果があるといわれています。

さらに、食物繊維も果物の中でも豊富に含まれているので、
便秘や高血圧予防の効果も期待できます。

ラズベリーケトンと食物繊維の相乗効果で、
ダイエットには最適の食材です。


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栽培してみたい果実です!


■ラズベリーの利用方法

甘酸っぱいラズベリーは、
そのまま生で食べるには甘みが少ないため、
ジャムやソースに加工すると美味しく食べやすくなります。

ただし、せっかくの栄養分を損なわないよう、
加熱は最小限に抑えます。

果実の形がそのまま残る程度にとどめ、
あまり煮すぎないのがコツです。

また、ケーキやアイスクリームなどに生のまま混ぜ込んでも、
爽やかな酸味がアクセントになり、甘みを引き立てます。

ラズベリーの葉のハーブティーとしても利用されています。
ラズベリーティーでうがいをすると、
口内炎の症状が緩和されると言われています。

*写真2点 C)季節の花300 http://www.hana300.com/

■参考
・ラズベリーの育て方 庭植え|垣根やブッシュ状にも栽培
・ラズベリーの育て方 鉢植え|ベランダ栽培でも大収穫のコツ