これでは、翌年の実りが心配です
■カキ(柿) 摘果のコツ
カキを育てるにあたって、摘果は重要な作業です。
摘果をせずに、ついた実をすべてそのまま育ててしまうと、
株が消耗して翌年にほとんど実がつかなくなったり、
全体的に実が小さくなりすぎたりします。
1か所に複数の実がついている時、
1つの結果枝に1つの実が残るように摘果しましょう。
摘果の基準は難しいものではありません。
・傷が入っている
・他に比べて実が小さい
・近くに枝などがあり大きくなった時に傷がつきやすい
・形の悪い奇形果
これらに当てはまる実を、優先的に摘果していきます。
このくらいの時に摘果します
複数ついている実のどれもが問題のない場合でも、
全てを残さずに残す実は1つに絞りましょう。
もったいないように思いますが、
摘果をすることで残した実を、
健全に大きく育てることができます。