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カキの育て方 鉢植え|2鉢栽培して毎年収穫

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まだ青いカキ


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カキの結実


鉢植え用のカキはありませんが、
盆栽でよく使用されるロウヤガキは、
食用になりませんので、注意してください。

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ロウヤガキ


鉢植えのカキの場合、結実は1年おきになりやすいので、
2鉢育てると毎年果実を楽しめます。


カキ 鉢植え育て方

植え付け植え替え

植え付け管理
カキの植え付けは3月に行います。
6~7号鉢以上の深鉢を用意し、
鉢に入る大きさに合わせて太い根を切って植えつけ、
鉢と同じ高さで切り戻します。

植え付け直後は、乾かないように表土にマルチングをしておきます。
最初は樹の生長を優先し、収穫は3~4年後からにするとよいでしょう。

結実してからは、収穫した翌年の3月に植え替え、
その年は樹勢を回復させるために実をつけさせないようにします。

植え替え時には、弱った根や傷んだ根を取り除きますが、
このとき、土を落としすぎて根を傷めないように注意します。


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吊るし柿


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
模様木風に仕立てるのが一般的です。
梅雨の時期の、また新梢がやわらかいうちに、
針金をかけて樹形をつくるとよいでしょう。

・剪定
鉢の高さの2.5~3倍くらいで芯を止めます。

剪定は1月~3月上旬に行います。
春枝と、梅雨以降に伸びた夏枝の間くらいで切り戻し、
側枝も切り戻して伸ばしていきます。

夏(6月中旬~7月上旬)の剪定は、
枝が込み合っているところを切って、整枝します。

・施肥
1月~2月の寒肥、開花前の5月上旬、
収穫前の8月下旬の年に3回、
玉肥を4~5個、鉢の縁に埋め込んであげます。

摘蕾摘果
5月中旬に摘蕾をします。
1枝に雌花3個を目安に、弱い蕾をかき取ります。

6月下旬までに生理落果が起こるので、
6月下旬~7月上旬に摘果を行います。
1枝に1個、1鉢2~5個を目安にします。
病害虫に侵されていない、ヘタの大きな実を残しましょう。

・収穫
果実がオレンジ色に色づいたら、収穫できます。
収穫は果実がオレンジ色に色づいた頃に行います。
果実をいつまでも樹上につけておくと、
養分が使われて、樹勢が弱くなるので、
葉が落ちてしまう前に収穫を終えるようにします。

「太秋」など品種によっては、
熟すと条紋とよばれる黒い筋が入るものがあります。
市場では見た目が悪いと敬遠されますが、
実は甘く熟した証拠なのです。

>>カキの苗を見てみる