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キウイフルーツの栽培|実がならない理由は?

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  • by fruit

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キウイフルーツは、たいへん強健なつる性落葉樹です。
果実は周年店頭に並び、甘みと酸味が強く、
デザートなどとして手軽に食べられている身近な果物です。

病気や害虫の影響が比較的少ない方なので、
農薬を使わない栽培に挑戦することができるでしょう。

日光がよく当たり土壌の状態が良好な環境でそだてているのに、
実がならないトラブルに悩むことがあるようです。


キウイフルーツならない理由は?

1.受粉ができていない
キウイフルーツは雌木と雄木の花が受粉しないと結実しません。
雌木のみを育てている場合も同様で、
トムリなどの雄木を植えるか接木をする必要があるでしょう。

このほかには天候不順や昆虫の少ない場所などでは、
花粉をじゅうぶんに媒介してもらえないこともあります。

花が咲くころに雄花を分けてもらって、
人工授粉をする方法もあります。

2.樹勢が悪い
キウイが快適に育つ環境が整っていない場合は、
樹勢が強くなり過ぎたり弱ったりすることがあります。

やわらかく水はけと水もちのよい土を好みます。
用土の適湿を保てるようにし、
窒素成分の多い肥料をひかえて肥培するとよいでしょう。

病気や害虫で木が弱っているときは、
早めの対策と防除等をします。

3.春に枝を切った
キウイフルーツは、春を迎えるとつるがよく伸びます。
剪定をする時期は休眠をする冬に行いますが、
2月以降は枝を切らないほうが木の生育には安全でしょう。

もし、つるがあまりにも伸び過ぎたようなら、
誘引してそのままにしておき、
梅雨が明けるのを待って、
枝先の方だけ軽く切る程度にします。

>>キウイフルーツの育て方(鉢植え)はこちらです
>>キウイフルーツの育て方(庭植え)はこちらです