クリ、まだ若いイガ
クリ、いよいよ食べ時
クリ(栗)は縄文時代から栽培されていて、
さらに日本全国で栽培できることもあって、
日本人にはとてもなじみ深い果物です。
クリは非常に日当たりと肥沃な土壌を好むので、
日が当たらなかったり、水不足、肥料切れなどを起こすと、
生理落果が起こるので、注意しましょう。
[クリ 鉢植えの育て方]
■植え付け時期と場所
・植え付けと管理
クリの植え付けは、3月に行います。
自分の花粉では受粉しないため、
2品種以上を植えるようにします。
6~8号鉢に、水はけのよい土で植えつけ、
50cmくらいで切り戻します。
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをして、水切れに注意します。
日当たりの良い場所で管理し、冬は軒下へ移します。
2~3年ごとに植え替えをします。
クリの甘露煮
■仕立て方と剪定から収穫まで
・仕立て方
模様木風に仕立てます。
・剪定
クリの剪定は1月~2月に行います。
新梢は1/2ほどに切り詰めます。
強く伸びそうな枝や、上に向かって伸びる枝は、
元から切り落とします。
また、混み合っている部分も切ります。
3~4年たったら、主幹を小さめに押さえます。
・施肥
12月に、固形の有機質肥料を3~4個、
鉢の縁に埋めてあげます。
・摘蕾と摘果
最終的に1枝に1果となるように、
摘果しましょう。