愛らしい実が人気です
ヒメリンゴ(姫りんご)の発祥はリンゴとズミの雑種、
イヌリンゴとエゾノコリンゴの雑種など色々と説があります。
いずれにしても直径3~5cmぐらいの小さなリンゴです。
受粉樹として利用されることもあります。
あまり樹高は高くならずに剪定でコンパクトにまとまりやすいです。
愛らしい実がたくさんつくので、
鉢植えの小さな木でも十分に見応えがあります。
ヒメリンゴの花はカイドウに似ています。
つぼみは紅色ですが、開花すると花弁は白い色に変わります。
花も魅力的です
■ヒメリンゴ 暑さ対策
1.ヒメリンゴの特徴
ヒメリンゴは成木になると3~6mと樹高が高くなります。
しかしミニ盆栽に仕立てても実つきの様子を観賞できます。
2.苗の植え付けタイミング
ヒメリンゴは成木に生長すれば夏の暑さに強いです。
しかし苗の植え付けに夏は適していません。
理由は根がなじむ前に水分が蒸発してしまい、
枯れてしまうケースが多いからです。
夏に苗を入手してもすぐに植え付けずに、
鉢植え栽培で半日陰になる場所に置いて管理します。
植え付けは日ざしがゆるやかになる晩秋まで待ちます。
摘果すると実りが良くなります
3.水やりについて
土の表面が白く乾いたら、鉢底の穴から水が流れ出すまで与えます。
花が咲いている時は、花に水がかからないように注意します。
4.病害虫対策
2月ごろ、石灰硫黄合剤をまいておくと効果があります。
風通しがよく適度に光当たりがよい場所に置けば、病気はほとんど出ません。