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グミ 植え替えは?

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グミの実が、たくさんなると嬉しいです


■グミ 植え替えは?

グミには、ナワシログミなどの常緑性のものと、
ナツグミやアキグミなどの落葉性のものとがあります。

常緑性と落葉性のものは、
冬の間に落葉するかどうか以外は、あまり性質は変わりません。

ただし、落葉するかしないかで、
植え替えの時期が少し違ってきます。

植え替えをする前に、
必ず育てているグミの品種を確認するようにします。

・常緑性のグミ
常緑性のグミの場合は、
芽が動き出す頃の3月~4月か6月頃が植え替えの適期となります。

常緑のものは、冬の間も葉が残っている状態なので、
休眠には入っていません。

ただし寒くなると生育がほとんど止まるため、
植え替えをした時に根が受けたダメージを、
回復することができない場合があります。

生育期に入る春であれば、植え替えをした時に、
多少根が傷んでしまったとしても、回復が早くなります。

・落葉性のグミ
落葉性のグミの場合は、
葉が落ちて休眠の状態になっている冬の間に植え替えを行います。

だいたい12月~3月頃が適期となりますが、
厳寒期は避けるようにしましょう。


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グミの花


■グミの植え替え方

グミの植え替え方は、特に難しいことはありません。
適期に、それまで育てていた鉢よりも、
一回りか二回り大きい鉢に植え替えます。

よく育つ土の性質が、常緑性と落葉性の品種とで少し違ってきます。

・常緑性のグミ
ナワシログミを代表とする常緑性のグミは、とても丈夫です。
肥沃な状態であれば、一度根付いた後は、
土が乾燥していても湿っていてもよく茂ります。

・落葉性のグミ
落葉性のグミも丈夫ですが、
常緑性のグミより、水はけが良い土を好みます。

水はけの良い土を好むといっても、乾燥を好むわけではありません。
あまりにも乾燥させてしまうと、弱ってしまう原因となるため、
乾燥させ過ぎることは避けましょう。

それでもやはり丈夫なので、落葉性のグミも、
根付いた後はよほどのことがない限り枯れはしません。

*用土は?
自作する場合は、中粒の赤玉土6、腐葉土3、
バーミキュライト1ぐらいをよく混ぜたものが良いでしょう。

初心者の方は、市販されている培養土が便利です。
とくに、各社から販売されている果樹用培養土を使うと安心です。


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収穫も楽しみです

■参考
・グミの育て方 庭植え|ジベレリン処理で結実アップ!
・グミの育て方 鉢植え|美味で鑑賞用にも栽培♪
・グミ 剪定のコツ
・グミの実がつかないときは?
・ビックリグミ 実がつかない
・グミの木販売
・グミの木種類