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スグリ 剪定方法

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スグリ、フサスグリは、
ヨーロッパ原産の落葉低木です。
これらの仲間には、グーズベリーなどもあります。
寒冷地の方が育てやすく、生垣に利用する地域もあります。

果実の色は鮮やかで、
ジャムやゼリーや果実酒によく利用されます。

発色もひじょうによく風味もよいので、
欧米では身近な果樹でしょう。
カラント類は、好条件のもとで栽培していると大株になります。


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花も愛らしいです


■スグリ、フサスグリの剪定のやり方

1.剪定が必要なとき
カラント類は、ブルーベリーやラズベリーなどと違って、
剪定や整枝の管理は楽です。
特別な整枝はしなくてもよいですが、
枝があまりにも茂って困るような時に、
作業をするとよいでしょう。

風通しが悪くなるほど株が混んで、
うどんこ病などが出たときは、
周囲への影響を少なくするために、
適度に間引く方がよいときもあります。

剪定をする時期は、落葉してから2月ころまでがよいです。
雪が積もる地域では、雪解け後に行ってもかまいません。

2.残した方がよい枝
カラント類の株元から伸びた1年目の枝は、
翌年に結果母枝となるので大事にしましょう。

2~3年目の枝がもっとも充実して、
たくさんの実をつけます。
従って、1~3年生枝を残すようにすると、
毎年果実を楽しむ事が可能になるでしょう。


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果実酒も美味です


3.切った方がよい枝
カラント類の枝幹は、4年以上経過すると劣化します。
老化して枯れあがることもありますし、
よい花芽がつきにくくなるので、地際付近から切除します。

枯れた枝なども整理してすっきりさせます。
スグリ類は樹高が小ぶりですが、
必要に応じて枝を半分近くまで切り詰めてもよいです。

枝の更新をして、株が蒸れにくい状態にしましょう。

>>スグリのわかりやすい育て方(鉢植え)はこちらです
>>スグリのわかりやすい育て方(庭植え)はこちらです