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キンカン 実が落ちる理由は?

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キンカンの実、落ちてしまうのは何故でしょう?


キンカン(金柑)の木を育てていて、
実はつくのに、小さいうちに落ちてしまうことがあります。

キンカンの実が育たずに落ちてしまうのはなぜでしょう。


■キンカン 実が落ちる理由は?

1.開花期の気温の問題
キンカンの露地植えの旬は、1~3月とされます。
けれど、キンカンは春、夏、秋の年に三回開花時期があります。
開花した花は、蜂やアブによって花粉が運ばれ、結実します。

開花時期の気温が高く、乾燥していると、
受粉が上手く行かないことが多いようです。

もし受粉が上手く行き、結実したとしても、
実の生長が途中で止まってしまい、落果してしまいます。

また、開花時期の気温が低い時は、
花が充分に成熟せずに咲いてしまい、
受粉が上手く行かず、結実しにくいことがあります。


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キンカンは、よく花を咲かせますね


2.栄養不足のため
キンカンは夏に一番多く花をつけます。
夏の開花は6月末ごろから始まります。

キンカンの白い花は開花後4~5日咲続け、10日後には新しい花をつけます。
このようなサイクルで、8月ごろまで次々と花を咲かせます。

夏の花の前にも春に花が咲き、実をつけます。
春に咲いた花は、実の数は少ないのですが、実は大きくなります。

春に咲いた花に実をつけると、
夏の花の実は限られた栄養分を取り合うことになります。

栄養分を取ることができなかった実は、
残念ながら、小さいまま、落果してしまうのです。

ですので、追肥は必ず与えましょう。

庭植えは、3月に有機質肥料を、6月と10月~11月に緩効性化成肥料を、
鉢植えの場合は、春(3月)、夏(7月下旬)、秋(9月下旬)に、
玉肥などを鉢縁に埋めます。 

夏は春の半分、秋は更にその半分の量にします。

3.植え替え時に根を傷めた
キンカンを植え替える時に根を傷めてしまうと、
株はまず根を修復する為にエネルギーを費やします。
そのため、実に送られる栄養分が足りなくなり、落果しやすくなります。


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大きくて美味しいキンカンを育てるコツがあります


◎実を上手にならせるには?
次々と咲く花をすべて結実させると、
どうしても栄養分が足りなくなってしまいます。

春に咲いた花が実をつけると、
数が少ないのに実が大きくなるのに時間がかかり、
木の栄養を取られてしまいます。

春に咲いた花には結実させず、夏の花に集中して実をつけるようにします。
春に咲いた花に実が付いたときは、摘果してしまいます。

夏に咲いた花の実を育てるようにし、
秋に咲いた花にも実をつけないようにします。

夏の花は数が多く、7月上旬に咲いた花は実らず落果しやすいですが、
その後に咲いた花に着果させると、実も大きくなり、味も良いです。 

ある程度、結実させる実をコントロール=摘果したほうが、
おいしい実をたくさん収穫できます。

■参考
・キンカンの育て方 庭植え|3月上旬に剪定して栽培
・キンカンの育て方 鉢植え|品種選びと防寒対策で大収穫
・キンカンの種類は?