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スモモ、大樹にもできる


スモモは皮ごとかぶりついたときの、
さわやかな酸味が魅力的な果物です。

酸味が強いのですっぱいというイメージが強いスモモですが、
実はモモやブドウよりも糖度が高いのです。

市販のスモモは完熟する前に流通させているため、
酸味が強いですが、家庭果樹園なら完熟させることができるので、
酸味がなくなった甘いスモモを味わうことができます。


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花も美しく、良い香りで楽しめます


[スモモ 鉢植え育て方]

植え付け時期場所

・植え付けと管理
スモモの植え付けは3月に行います。
8~10号鉢に、できるだけ水はけの良い土で植えつけます。
赤玉土(小)6:腐葉土3:川砂1の割合が良いでしょう。

植えつける前に、鉢の大きさに合わせて太い根は切り詰めておきます。
このとき、細い根は傷めないように気をつけます。

角度をつけて植えつけ、鉢の倍の高さで切り戻します。

植え替えは1年おきに行います。
開花から収穫まで水切れに注意しますが、
スモモは過湿に弱いので、
土が乾いてから水を与えるようにしましょう。


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
模様木風に仕立てるのが一般的です。

角度をつけて植えつけ、鉢の倍の高さで切り戻します。
新梢が伸びたら、7月頃に針金で水平に誘引します。
冬になったら先端を切り詰めます。

・剪定
樹形ができたら、新梢の先端を切り戻して短果枝を出させて、
水平に誘引して伸びを抑える作業を繰り返します。

・施肥
2月と9月に玉肥を3~4個埋め込みます。

>>スモモの育て方 庭植えはこちらです

>>スモモの苗を見てみる

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スモモが鈴なり 


スモモはモモの仲間ですが、
モモよりも小さくて酸味が強く、
爽やかな味が魅力のフルーツです。

セイヨウスモモはプルーン、
日本スモモはプラムのことを指します。
ここでは、日本スモモ(プラム)の育て方について、
ご説明していきます。

スモモは酸味がやや強いため、
酸味が苦手な方はジャムやシロップ漬にすると、
おいしく食べられます。

また、完熟スモモは本来甘いのですが、
出荷時に完熟すると日持ちが悪いので、
市販されているものはやや未熟な状態で早どりされています。

完熟スモモの甘い風味を楽しめるのは、
家庭果樹園の醍醐味ですね。


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スモモの花も可憐


[スモモ 庭植え育て方]

栽培条件品種選び方

・栽培条件
スモモは過湿に弱く、3月下旬~4月中旬の開花期と、
8月下旬~9月上旬の収穫期に雨が少ない地域が栽培に向いています。

日当たりが良く、風通しの良い場所が適しています。
また、開花期に霜にあたると実がなりにくくなるため、
この時期に晩霜がおりる地域はスモモの栽培に適していません。

過湿を嫌うので、水はけの良い砂質の土に植えましょう。

・品種選び
スモモは自家受粉しない品種も多いため、
粉樹を植えるスペースがない場合は、
自家受粉品種を選ぶと良いでしょう。
「サンタローザ」「メスレー」「ビューティー」などが自家受粉します。
「ソルダム」「太陽」「大石早生」などは、自家受粉しません。

スモモはウメやアンズでも受粉するので、これらと混植してもよいでしょう。


植え付け時期場所

・植え付け
12月~3月頃に植えつけます。
苗木は根を水につけて十分吸水させてから、
折れている根や太い根を切り詰め、根を広げて浅植えにします。
支柱を立てて支えて、高さ60cm位で切り戻し、
新梢がよく伸びるようにしてあげます。


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スモモ園


・植え付け場所
日当たりのよい、風通しのよい場所に植え付けます。
過湿を嫌い、水はけのよい砂質の土を好みます。


仕立て方剪定から収穫まで

・仕立て方
立木仕立てや棚仕立て、主幹仕立てが一般的です。
コンパクトに仕立てるのなら、横に開帳しやすい品種を選んで、
棚仕立てにしてもよいでしょう。

・剪定
スモモの剪定は、12月~2月に行います。
込みあった部分の枝や、徒長枝をを間引き、
日当たりと風通しを良くします。 

長く伸びた枝は、先端1/3くらいを切り返し、
花芽をつくる短果枝を多くつくるようにします。
短果枝は、弱ったものを間引いて更新します。

・施肥
12月~1月頃に、冬肥として有機質肥料を施します。
窒素分が多いと花芽がつかなくなるので注意します。

収穫後に、お礼肥として肥料を施します。


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摘蕾と摘果で良い実を収穫しましょう


摘蕾摘果
スモモは、ひとつの花芽に花が3つ咲きます。
花が咲いてから約1ヵ月後に、1回目の摘果を行います。

上向きに実がついているものや、
発育不良の果実、病虫害果などを取り除きます。

さらに20~30日後、2回目の摘果を行います。
最終的に、小果の品種は5cm間隔に1果、中果は8cmで1果、
大果は10cmに1果程度にしましょう。

・袋かけ
7月下旬以降に果実が成熟する品種では、
虫の害や裂果を防ぐため、5月下旬頃に袋かけをします。

・収穫
早生なら6月中旬、晩生種は9月中旬が収穫期です。
果実が色づいて、軟らかくなるまで完熟させてから収穫します。 

収穫が早すぎると、酸味が残ります。
せっかくの家庭果樹園ですので、完熟の甘味を楽しみましょう。

>>スモモの育て方 鉢植えはこちらです

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スモモの実がならない理由は?

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スモモ、色がきれいに変わって行きます


スモモが大きく育ち、花が咲いたのに実がならない、
スモモの実が付かなかった理由は何でしょうか?


■スモモの実がならない理由は?

1.受粉ができていない
ニホンスモモはほとんどが自家不結実性です。
1本では結実せず、花が咲いても実がなりません。

花粉が多いサンタ・ローザと、
開花時期が近い大石早生やソルダムなどの組み合わせで、
近い位置に樹を植えると結実するはずです。

ウメやアンズなどでも構いません。
スモモは花にあまり蜂などの昆虫が寄ってきません。
実付きが悪い時は、人工授粉を行った方がよいでしょう。

2.開花時期の温度が低い
スモモの開花時期は3月~4月で、遅霜に合う可能性が高い季節です。
寒い地域では開花時期の遅い品種を選ぶか、
鉢植えにして霜に当たらないように管理します。


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花粉の多い授粉木を植えると良いです


3.前年のお礼肥が足りない
スモモは1つの節に3個の花芽が付きます。
その分、栄養分が必要になります。
スモモはもともと生理落果の多い果樹で、
花が咲いても50~70%が生理落果します。

結実時期に樹に残っている栄養分が足りないと、
生理落果はもっと多くなります。

予防するには、収穫後のお礼肥を充分与えることです。
お礼肥を与えることによって樹に貯蔵される栄養分が多くなり、
翌年の生理落果の量を減らすことができます。

4.土が肥えすぎている
土の肥料で、とくに窒素成分が多いと樹の発育がよくなり、
枝の発育に養分がとられて生理落果の原因になります。

樹がまだ若い時期から、
窒素成分を控えた元肥を与えるようにしましょう。

5.剪定をしすぎた
スモモは樹が大きく育つ品種です。
樹形を保つために若木の時から強めの剪定を行うと、
その分枝が多くなります。

枝が多いと、新梢や葉に養分がとられ、
幼果の生長時期に栄養が足りなくなります。
剪定は、間引き剪定を中心に行うようにしましょう。

6.日照時間が足りない
果実が育つ時期は6月で、日照時間が少ない傾向にありあます。
日照時間が少ないと、
光合成による養分精製が足りなくなって落果しやすくなります。

植える時は日当たりのよい場所を選び、
冬の剪定では込み入った枝を間引いて、
木の内側に日光が入りやすい状態にしましょう。

■参考
・スモモの育て方 庭植え|剪定と摘果がおいしい果実栽培のコツ
・スモモの育て方 鉢植え|花の季節は室内で栽培